韓国の未来? 「金海の梨泰院」を見よ…伝統市場には東南アジアの店140軒がずらり(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.01 11:17
18.3%と19.5%。
慶尚南道金海市東上洞(キョンサンナムド・キムヘシ・トンサンドン)と忠清北道陰城郡大所面(チュンチョンブクド・ウムソングン・テソミョン)の外国人人口の比率(行政安全部)だ。経済協力開発機構(OECD)「多人種・多文化国家」の基準となる5%と比べても4倍近く高い。全国の外国人人口比率は3.7%だ。金海と陰城郡にこのように多くの外国人が集まったのは中小工場を中心に働き口が多く、ソウル・釜山(プサン)など大都市に近い割には比較的家賃が安いなど住居コストで有利なことが要因とみられる。すでに外国人に焦点を合わせた金海と陰城の行政・経済システムから近づく「多文化国家・韓国」の未来を垣間見ることができる。