【コラム】HYBEパン・シヒョク対ADORミン・ヒジン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.26 15:34
HYBE(ハイブ)理事会のパン・シヒョク議長は昨年3月、寛勲(クァンフン)フォーラムで成長率が鈍化しているとして「K-POP危機論」に言及した。パン議長は「BTSが引き続き出てくるシステムを作らなければならない」とし「マルチレーベル(Label)」システムを紹介した。子会社である複数のレーベルが独自経営をするものの、成果を共有して健全な競争を通じて全体の水準を高めるという概念だ。HYBE傘下レーベルであるADOR(アドア)は2022年NewJeans(ニュージーンズ)をデビューさせて大きな成功を収めた。
パン議長がその日強調したのは創意的なものが多様に共存できる健全な経営方式だった。だが、最近大きくなった事態は責任所在を離れて限界を見せている。HYBEは「経営権奪取企図(ADORの独立)があった」として辞任要求とともに監査を始めると25日、ミン・ヒジンADOR代表を背任容疑で告発すると明らかにした。