イラン国籍の総合格闘技（ＭＭＡ）選手がリングの上でラウンドガールのお尻を蹴る突発行動をして永久出場禁止処分を受けた。

２３日（現地時間）、フォックス・スポーツなど外信によると、アリ・ヘイバティは最近、ロシア・モスクワで開かれたＭＭＡ大会に出場した。

当時、ヘイバティの試合を控えて、マリアさんという名前のラウンドガールがスタートを知らせるためにリングの中に入ってきた。

ところが、突然、ヘイバティは自分の前を通るラウンドガールのお尻を足で蹴る突発行動を見せた。

これにラウンドガールは当惑してヘイバティに近づいた。しかし、審判がこれを制止し、すぐにラウンドガールがリングの外に退場し、試合は予定通り始まった。

初のＭＭＡプロの試合に挑んだヘイバティは、第１ラウンドを３０秒残して相手選手にＴＫＯ負けを喫した。ヘイバティは試合が終わった後、怒りが収まらないように相手選手に暴力を振るった。彼は自分に不利なコメントを残した解説者を襲撃したりもした。

問題が提起されると、ヘイバティはソーシャル・ネットワーキング・サービス（ＳＮＳ）を通じて公開的に謝罪した。また、「私は緊張していた。それで試合の前にマリアさんに間違った行動をした」とし「公開的に謝罪したい。私は既婚男性なので、女性を尊重する」と述べた。

しかし、ヘイバティの謝罪にもかかわらず、格闘技団体は彼に一生出場禁止の懲戒処分を下した。