韓国改革新党の比例代表当選者、チョン・ハラム氏がソウル江南区（カンナムグ）の「ＡＶフェスティバル」の不許可措置に対して「男性の本能を悪魔化する社会は全く正常な社会ではない」と批判した。　

​１８日、政界によると、チョン氏は前日、多数の地方自治体が「アダルトフェスティバル（２０２４ＫＸＦ　Ｔｈｅ　Ｆａｓｈｉｏｎ）」の開催を許可しないことにした決定について、「成人が成人だけが入れる空間で公演、またはフェスティバル形態の成人文化を享有することが何が問題なのか」と指摘した。

​チョン氏は「いつからかわが社会は女性の本能は自由で、主体的な女性の正当な権利であると認める」とし「男性の本能はそれ自体で犯罪視され、低質で嫌なものと見なされる変な基準が適用され始めた」と主張した。

​チョン氏は、女性観客を対象にした成人向けコンテンツに触れ、ＡＶフェスティバル不許可の不当さを強調した。

​また「女性観客を対象にする時は特別な問題にならないが、男性観客を対象にする時は絶対に開催されてはならない、風紀を乱す公演、性犯罪を誘発する公演として扱われ、地方自治体の無理な圧力を受けている」と批判した。

​これに先立って、主催側は、京畿道水原（キョンギド・スウォン）や坡州（パジュ）、ソウル蚕院漢江（チャムシル・ハンガン）公園などで行事を開くことにしたが、管轄自治体と住民の抗議に遭い、開催が失敗に終わった。江南区庁も「すべての行政力を動員して開催を阻止する」と予告した。