浮揚策の効果か…中国は1-3月期に5.3%成長
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.17 08:28
1-3月期に中国経済が5.3%成長し年間成長率目標である「5.0%前後」に近付いた。中国政府が年初から出した景気浮揚策が一部効果を上げたと分析される。しかし景気が回復局面に転じたという判断を下すには早いという指摘が多い。不動産市場の不振が長期化し内需改善水準が微弱だったためだ。
中国国家統計局は16日、1-3月期の実質国内総生産(GDP)増加率が前年同期比5.3%増加した29兆6299億元(約632兆円)を記録したと明らかにした。ロイター通信が集計した市場見通しの4.6%を大きく上回り、昨年10-12月期の5.2%も上回った。国家統計局の盛来運副局長は「全体的に1-3月期に国民経済が良好なスタートを切った。全体の目標任務実現に向けた比較的良い基礎を作った」と話した。