韓国政府の対話要請に…医師協「歓迎する」 一部「増員の白紙化から」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.04 08:33
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が2日、研修医と会うとして対話の意志を見せたことをめぐり、医療界では3日にも甲論乙駁が続いた。大韓医師協会(医師協)は提案に対しては「歓迎する」という反応を見せた。しかし医療界では「医学部増員の白紙化がなければ無意味」とし、大統領と会うこと自体に懐疑的な声が多い。当事者の研修医は沈黙した。
政府は対話を再度要請した。李祥敏(イ・サンミン)行政安全部長官はこの日、中央災難安全対策本部会議を開いて「政府の政策は常に開かれている。より良い意見と合理的な根拠が提示されるなら、より良い方向に変わることも可能」と述べ、対話に出てきてほしいと要請した。前日(2日)に全国医科大学教授協議会(全医教協)非常対策委員会のチョ・ユンジョン広報委員長が「大統領が研修医をケアしてほしい」と涙で訴えた後、大統領室は公示で「尹大統領が研修医に会って直接対話することを望んでいる」として対話を提案した。