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ガムから採取したDNAで見つけた…44年ぶりに性的暴行殺人犯を逮捕=米国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.25 11:12
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米国で性的暴行殺人事件の犯人が44年ぶりに法の審判を受けた。噛んでいたガムから採取したDNAが殺人犯の逮捕に決定的な役割を果たした。

23日(現地時間)、CNNの報道によると、マルトノマ郡地方検察庁は捨てられたガムのかけらから発見したDNAで、1980年にオレゴン州で発生した「コールド・ケース」(長期未解決事件)殺人事件の容疑者を逮捕し、有罪判決を下した。

 
マルトノマ郡地方検察庁の報道資料によると、先週、ロバート・プリムトン氏(60)は殺害当時、マウントフッド・コミュニティ・カレッジの学生だったバーバラ・タッカーさんを殺害した1級殺人容疑1件と2級殺人容疑4件で有罪判決を受けた。

19歳だったタッカーさんは1980年1月15日に拉致され性的暴行を受けた後、犯人によって暴行を受けて死亡したが、容疑線上に上がったプリムトン容疑者に対する強姦と性的虐待の疑いは証拠不十分などで取り下げられた。

しかし、被害者のDNAによってプリムトン容疑者は44年ぶりに逮捕された。

当時、タッカーさんの解剖過程で採取した綿棒がバージニアに本社を置くDNA技術会社であるパラボン・ナノ研究所に保管されていたが、パラボンの遺伝系譜学者セセ・ムーア氏が2021年3月、ロバート・プリムトン氏を有力な容疑者として名指ししたのだ。ムーア氏は「タッカーさんを強姦した人が赤毛を持った可能性が高い」とメディアインタビューで話した。

その後、中断されていた捜査は再び始まった。捜査当局はプリムトン容疑者が吐き出したガムの塊を収集した後、被害者のDNAと対照した。ガムから採取したDNAは剖検綿棒から採取した犯人のプロフィールと一致し、結局プリムトン容疑者は2021年6月8日に逮捕された。

しかし、プリムトン容疑者は強姦容疑について現在否定している。また、無罪を主張しており、弁護士を通じて控訴の意志を示した。彼の宣告公判は6月に予定されている。

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