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【コラム】トランプの「統合」が心配になる理由

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.19 16:16
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「トランプが大統領候補確定した後に出す初めてのメッセージは『統合(Unity)』になるだろう」。

先月会ったワシントンの要人が耳打ちしてくれた言葉だった。米議会関連業務を遂行してきた彼はまさに直前にフロリダで開かれた共和党「大口」寄付者の非公開会合から出た発言を把握して伝えてくれた。「統合」というメッセージ戦略を説明したのはトランプ選挙キャンプの上級顧問であるスージー・ワイルズ氏だった。この延長線上で副大統領候補にトランプ氏のコア支持層である「MAGA」要人は入れないともした。

 
これに関連してある中央日報報道後、5日「スーパーチューズデー」で圧勝をおさめたトランプ氏は実際の演説で「我々は統合を望んでいる」と話した。気に入らなくても、他の共和党支持層と寄付者を吸収するために避けられないことだった。

ところが演説中トランプ氏は不意に「チャイナウイルス」の話に相当な比重を割いた。中国の無能のせいで武漢研究所から流出した新型コロナウイルス(新型肺炎)が世界的に物質被害と死亡者を出したと非難した。あわせて「(新型コロナウイルスではなく)チャイナウイルスと呼ぶほうが正確だ」とも話した。

もちろん中国が隠している部分はいつでも明らかになるべきだ。だが、米国の統合を語りながら取り出した「チャイナウイルス」の話はトランプ氏の意図を勘ぐらせた。それと共に4年前の不快な記憶も再び蘇ってきた。

当時トランプ大統領は「チャイナウイルス」「カンフーウイルス」を口癖のように繰り返し、新型コロナウイルスによる米国の莫大な被害が自分のせいではないと強調した。これに刺激を受けた一部米国人の怒りは中国と韓国を区分できなかった。

ニューヨークやサンフランシスコなど大都市では韓国人に対する暴力が相次いだ。それでもまだ良かったワシントンでも道を歩いていて理由もなく悪口を浴びせられること日常で、飲食店や商店では萎縮することもあった。地下鉄の駅プラットフォームではひょっとして誰がが押してくるのではないかと思って柱の後に張り付くように立つようになった。

実際UCサンフランシスコが2020年3月トランプの「チャイナウイルス」発言以降、130万件のツイートを分析した結果、「反アジア」感情を強めたことが分かった。

歴史的に内部統合のために外部の敵をつくるのは常ある手法だが、たいていは犠牲の羊がつきものだ。

国内からそれぞれ各自の理由でトランプ氏の帰還を期待する声が聞こえる。しかしトランプ氏が述べた統合がその特有の「敵味方分け」によるものなら、4年前の不快さも一緒に帰還する可能性が高い。

キム・ピルギュ/ワシントン特派員

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