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BTS、軍隊行ったんじゃなかったっけ? “軍白期”ない活動への道を開いた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.19 15:49
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メンバー全員が軍服務に入って3カ月が経過したが、BTS(防弾少年団)の活動には空白が見られない。入隊前に約束した通り、前もって準備した活動が予約発送メッセージのように一定期間を置いて順次公開されているためだ。音楽活動はもちろん、テレビ広告や写真集、ユーチューブコンテンツなど、分野も多岐にわたる。

昨年12月に入隊したVは15日新曲『FRI(END)S』を発表した。昨年9月ミニアルバム『Layover』でソロデビューしてから6カ月ぶりに出したデジタルシングルアルバムだ。ポップR&Bジャンルである『FRI(END)S』は春にぴったりの甘美で落ち着いたメロディのラブソングだ。友達ではなく恋人になりたいという告白が英語の歌詞に込められている。新曲は発売翌日には世界最大音源プラットフォームSpotifyのデイリーチャート(デイリートップソンググローバル)7位にランクインし、世界87カ国・地域のiTunesトップソングチャート1位を記録した。

 
転役を約7カ月後に控えたJ-HOPEは今月末に奇襲カムバックする。29日にスペシャルミニアルバム『HOPE ON THE STREET VOL.1』をリリースする予定だ。アルバムに収録された6曲すべて作詞に参加した。タイトル曲『NEURON』は彼が音楽的に大きな影響を受けた2000年代オールドスクールヒップホップジャンルのナンバーだ。音楽的ルーツや人生の動機、そして新たな出発に対する期待を歌詞に込め、Dynamic Duoのゲコとラッパーのユン・ミレがフィーチャリングとして参加している。BTSのメンバーJUNG KOOKとガールズグループLE SSERAFIM(ルセラフィム)のホ・ユンジンも新譜に参加している。

放送でもステージに立つような活動はないが、ファンダムのArmy(アーミー)は「私の歌手」のための行事に積極的に参加している。Vの新報発売翌日だった16日、ソウル城東区(ソンドング)でファンダムArmyのためのイベント「FRI(END)S PARTY(フレンズパーティー)」が開かれた。ファンはV直筆の手紙や音声メッセージなどを共有した。J-HOPEの新アルバム発売を記念して30日から翌月5日まではソウル城東区でポップアップストアが運営される。

BTSが軍白期(軍入隊空白期)なしで活動をしているのは入隊決定後から着々と準備しておいたコンテンツのおかげだ。昨年9月に入隊したSUGAのユーチューブウェブ芸能『SUCHWITA(SUGAと酔うタイム)』はトークショー形式のコンテンツで、彼が入隊した後も2~3週に1回の割合で新しい動画がアップロードされている。SUGAは入隊前に相当分量の撮影を終わらせたことが分かった。

入隊直前の活動の余韻が長い間続いている。最年少のJUNG KOOKが入隊1カ月前に発売したソロアルバム『GOLDEN』の場合、米国ビルボード(Billboard)のメインアルバムチャート「Billboard 200」に18週連続でランクしている。K-POPソロ歌手の音盤では最長期間チャートイン記録となる。タイトル曲『Standing Next to You』もメインチャート「HOT 100」に18週連続チャートインしている。

大衆音楽評論家のキム・ドホン氏は「BTSは入隊を控えて社会的論争があり、空白に対する懸念もあり、軍白期に備える時間に余裕があったほう」としながら「ファンはもちろん、アーティスト本人のもどかしい思いをなんとかしようと、歌・コンテンツなどさまざまなものを戦略的に企画したとみられる」と述べた。

続いて「過去はリスク(危険要素)だった男性アイドルグループの軍白期がBTSを基点に新しい面を見せて再充電機会として活用する形へと変化があるだろう」と展望した。

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    2024.03.19 15:49
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    今月15日、新曲『FRI(END)S』を発表したBTS(防弾少年団)のV。新曲は世界最大の音源プラットフォームSpotify(スポティファイ)でデイリーチャート7位に入った。[写真 Big Hitミュージック]
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