「60億ドル投資して1000機保有」…米国、中国に対抗してAI無人戦闘機を開発中(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.05 09:04
米国が人工知能(AI)を基盤とする無人戦闘機の開発に入った。F-35戦闘機、B-21戦略爆撃機と共に空中で編隊を組んで合同作戦ができる機体で、武装・作戦遂行能力などですでに商用化された無人攻撃機(ドローン)を上回る戦力だ。米空軍は該当機体を1000機ほど確保し、太平洋などで中国を牽制する計画だと、ウォールストリートジャーナル(WSJ)が3日(現地時間)報じた。
WSJによると、米空軍はこうした機能を備えた協調戦闘機(CCA)開発に60億ドル(約9000億円)を投資する計画だ。これを通じて5年以内に数百機、中長期的に1000機以上の機体を保有する。米国防総省はこの機体を製作する企業2社を今年夏に選定することにした。すでにボーイング、ロッキードマーティン、ノースロップグラマン、ゼネラルアトミックス、アンドゥリルなど米軍需企業が事業の受注に向けて競争している。