市場シェア70%の大ヒット…インドも熱狂した「菜食チョコパイ」韓国菓子だった(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.16 11:04
今月初め、ベトナム・ニャチャンを旅行で訪れたチョンさん(33)は現地コンビニで韓国製菓ブランドを発見し、うれしくなってすぐに手に取った。チョンさんは「韓国では見たことのない菓子だったが、購入してみるとオリオンの米菓だった」とし「韓国菓子がベトナムでも受け入れられているとは不思議な気持ちだった」と述べた。
韓国製菓メーカーが海外で新たな活路を見出している。少子化で菓子消費層が減っている本国を抜け出し、人口大国である中国(14億人)やインド(14億人)、ベトナム(1億人)などに目を向けた戦略が成果として現れている。オリオンの昨年売上の63.4%(1兆8547億ウォン、約2088億円)は海外からのもので、ロッテウェルフードも2004年インド製菓企業パリスを買収して海外進出に速度を出した結果、昨年海外売上8005億ウォンを記録した。2021年6438億ウォン、2022年7952億ウォンに続き3年連続で成長している。現地消費者の舌を魅了したこれら企業は「今は韓国菓子だとあえて強調しなくてもよいほど自信がついた」と話す。