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金正恩氏、白髪がなぜ増えた? 偵察衛星打ち上げ時に撮られた顔

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.11.22 10:30
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北朝鮮が軍事偵察衛星「万里鏡1号」を宇宙軌道に進入させるのに成功したというニュースとともに打ち上げ現場を参観する金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の姿を公開した。

朝鮮中央通信は22日、国家航空宇宙技術総局が前日夜10時42分に平安北道鉄山郡(ピョンアンブクド・チョルサングン)の西海衛星打ち上げ場で偵察衛星「万里鏡1号」を新型ロケット「千里馬1型」に搭載し成功裏に打ち上げたと報道した。

 
同通信は、千里馬1型は予定された飛行軌道に沿って正常飛行し、万里鏡1号を軌道に正確に進入させたと伝えた。その上で金委員長が遠くからロケット「千里馬1型」の火炎を見守る姿、空を見上げる姿、作業者らとともに歓呼する姿なども公開した。

最近主要な視察現場にしばしば同行した娘のジュエ氏は見られなかった。実の妹の金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長をはじめとする主要幹部も写真では識別できなかった。

金委員長の白髪も露出した。写真の撮られた角度により異なるが、正面から見ると白髪が所々に出た姿が明確だった。

今回のロケットには「DPRK NADA国家航空宇宙技術総局」「偵察衛星万里鏡」「朝鮮」「千里馬1」など各種ロゴと文字が書かれていた。

5月の失敗後西海(黄海)に落下し韓国軍が引き上げたロケットには北朝鮮が呼ぶ名称と違い「天馬」という文字が記されていたのと違いがある。

ロケットには「国家航空宇宙技術総局」という機関名が書かれたのと違い、金委員長の周囲の作業者が着たベストには「国家宇宙開発局」と書かれていた。英文略字「NADA」のロゴ形状もロケットとチョッキで形が違った。

北朝鮮は21日午後10時42分28秒に千里馬1型を打ち上げた。当初予告した打ち上げ時間である「22日0時から来月1日0時の間」より1時間ほど早い奇襲打ち上げだった。

通信によるとロケットは正常飛行して705秒目の午後10時54分13秒に万里鏡1号を軌道に正確に進入させた。通信は国家航空宇宙技術総局が今後早い期間内に数機の偵察衛星を追加で打ち上げる計画を提出すると伝えた。

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