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<杭州アジア競技大会>韓国女子サッカー、北朝鮮に逆転負け「こんな不公正な試合初めて…審判も懲戒受けるべき」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.10.01 10:11
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「サッカーをやっていてこんな不公正な試合は初めてだった」。

韓国女子サッカーの伝説、チ・ソヨンが南北対決で出た審判の釈然としない判定に不満を爆発させた。コリン・ベル監督率いる韓国女子サッカー代表チームは先月30日、中国浙江省の温州で行われたアジア大会準々決勝で北朝鮮に1-4で逆転負けした。ソン・ファヨンが退場させられた韓国は最後まで数的劣勢を克服できなかった。後半だけで3ゴールを決められた。ベル監督はこれに先立ち北朝鮮戦を「必ず勝たなければならない試合」に挙げた。

 
2010年の広州、2014年の仁川、2018年のジャカルタ・パレンバンの3大会連続に銅メダルを取った韓国は杭州で史上初の金メダルに挑戦したが、準決勝の舞台も踏めずに脱落した。韓国女子サッカーがアジア大会準決勝の舞台に上がれなかったのは5位で終わった1998年のバンコク大会から25年ぶりだ。韓国のエース、チ・ソヨンは「サッカーをしながら審判に責任を転嫁したくはないが、きょうの試合は本当に審判の能力と資質を疑うほどの試合だった。きょうの審判の決定はとても大きな影響を与えた」と話した。

その上で「ソン・ファヨンの退場は話にならない。90分北朝鮮選手と戦って審判の判定に流れも途切れた。私たちに不足したものも多かったが、11人が戦ったなら負けはしなかっただろう」と主張した。また「私がタックルされた時にビデオ判定(VAR)があったなら退場になるほどのファールがあった。後半戦にチョン・ウンハがペナルティーキックを得るべき状況でも警告すらなかった。審判が非常に残念だった」と振り返った。

チ・ソヨンは25日にフィリピンとのグループリーグ第2戦でAマッチ通算150試合出場を達成した韓国サッカーの「生ける伝説」だ。男子国家代表を合わせてAマッチ最多出場は車範根(チャ・ボムグン)元代表監督の136試合だ。チ・ソヨンは「私も初めて理性を多く失った試合だった。興奮した状態で審判に抗議して私が今後懲戒を受けるかもしれなさそうだ」としながらも、「審判も懲戒を受けなければならないと考える」と話した。

韓国は7月にオーストラリアとニュージーランドで開かれた女子ワールドカップのグループリーグでも1勝も上げられず脱落した。チ・ソヨンは「ベル監督就任後にチームが本当に良くなったのは事実だが、もう一皮むいて結果を出さなくてはならないのにいつも山を越えられず残念だ。きょう勝っていたなら決勝までも大丈夫だと思ったが、また山を越えられなかった」と残念がった。

奇しくも韓国は今月に予定された2024年パリ五輪2次予選も北朝鮮と同じグループになり再対戦する。チ・ソヨンは「近く北朝鮮にまた会わなければならず、もっと良い雰囲気で持っていきたかったが難しい試合だった。サッカーだけでなく言い争いでもとてもマナーがなくあまりに荷が重かった。次の対戦時はきょうと違う様相でなければならない」と話した。

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