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十分火が通っていない魚を食べて四肢切断まで…米国女性を襲った悲劇

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.09.19 10:10
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十分火が通っていない魚を食べてビブリオ敗血症にかかり、手足を切断した米国女性の悲劇が伝えられた。

16日(現地時間)、米国カリフォルニア州サンフランシスコ湾の地域放送局KRON4によると、サンノゼに暮らす40代女性ローラ・バラハス(Laura Barajas)さんは7月、地域の市場でティラピアを買って食べた後、ビブリオ敗血症にかかった。

 
ビブリオ敗血症はビブリオ敗血菌感染による急性敗血症で、海産物を生の状態や十分に火を通さずに食べた場合、または傷のある皮膚が汚染された海水に接触した場合などに感染する。12~72時間の潜伏期を経て発病し、症状は発熱、悪寒、腹痛、嘔吐などがある。

この他にも発疹や水泡など皮膚疾患を伴い、基底疾患(アルコール中毒、糖尿など)がある高危険群患者の場合、致死率は50%前後に達する。バラハスさんの友達メッシーナさんは寄付サイト「GoFundMe」を通じて「医療スタッフが治療のためにバラハスを昏睡状態に陥れた。指・足・下唇がすべて黒く変色した」と状況を伝えた。

続いて「ローラは1カ月以上病院に入院し、命をかけて死闘を繰り広げた」とし「9月13日、ローラの命を助けるために四肢四本をすべて切断しなければならなかった」と付け加えた。

米国疾病管理予防センター(CDC)によると、米国だけで毎年150~200件ほどのビブリオ敗血症感染事例が報告されている。韓国では毎年5~6月ごろに発生し始めて、8~9月にピークを迎える。

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    資料写真(写真は記事の特定内容と関係ありません)[Pixabay]
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