バルト海とクリミア半島封鎖の危機に置かれたロシア、北極航路に死活かける(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2023.08.13 12:08
東アジアと欧州を最短距離で結ぶ北極航路をめぐりロシア・中国と米国など西側の主導権争いが本格化している。今月初めには西太平洋地域をともに航行したロシアと中国の軍艦11隻が米アラスカのアリューシャン列島に接近し軍事的緊張も高まっている。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ロシアと中国は先月20~23日に東海(日本名・日本海)で軍艦10隻と航空機30機を動員して合同海上演習を行ったのに続き、西太平洋を通過し先週にはアラスカ近くの公海上まで進出した。これに対し米国も駆逐艦4隻と対潜哨戒機などを急派して対抗した。