財政悪化と国の負債増加に政治争い…韓国も米国と同じ形に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.03 09:15
米国の格付け引き下げで韓国の証券市場が揺れた。投資心理が萎縮し2日のKOSPIは2%近く落ち込み、KOSDAQは3.18%急落した。だが12年前に初めて米国の格付け引き下げが世界の金融市場を強打したようなことは繰り返されないだろうというのが市場専門家らの見通しだ。
韓国取引所によると、この日のKOSPIは前日より1.9%急落した2616.47で取引を終えた。年初来高値の2667.07を記録してから1日で2610ポイントまで押し下げられた。下落幅は米シリコンバレー銀行破産の余波が続いた3月14日の2.56%に次いで大きかった。KOSDAQの下げ幅はもっと大きかった。前日より3.18%急落した909.76で、1000ポイント突破から遠ざかった。先月資金が大挙流入した二次電池関連株の下落幅が目立った。KOSPI時価総額上位銘柄のうちポスコホールディングスの株価下落幅が5.8%で最も大きく、ポスコフューチャーエムが4.52%下がった。対ドルのウォン相場は1ドル=1298.50ウォンに取引を終えた。前日より14.70ウォンのウォン安ドル高となった。