露朝が「反米連帯」で団結…北朝鮮、血盟中国よりロシア厚遇
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.31 09:05
北朝鮮とロシアが一体化するように近づいた。それぞれ核・ミサイル挑発とウクライナ戦争で世界平和を脅かしてきた両国は、国際社会の圧力で崖っぷちに追い込まれている中、互いに手を握った。米国の制裁を乗り越えようとする北朝鮮と、ウクライナ侵攻で追い込まれたロシアの利害関係が合致した結果だ。北朝鮮は今回の「戦勝節」(韓国戦争停戦協定記念日)70周年記念式を活用し、ロシアとの密着協調意志を露骨に表した。
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、戦勝節記念式に出席するため25-27日に北朝鮮を訪問したセルゲイ・ショイグ露国防相とほぼすべての日程を共にした。閣僚級の訪問に対し、金委員長が通常の礼遇の会談・夕食会だけでなく、数日間の日程を共に消化したの極めて異例だ。北朝鮮国営メディアはショイグ国防相の訪朝関連の報道で「見解一致」「共同戦線」「戦略的団結」などの表現を使用しながら両国の密着を誇示した。