THAAD電磁波「6年の怪談」…実際は基準値の0.19%=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.22 13:40
慶尚北道星州(キョンサンブクド・ソンジュ)にある在韓米軍の高高度ミサイル防衛(THAAD)システム基地に対する環境影響評価がついに終わった。2017年のサード配備以来、6年ぶりのことだ。環境影響評価の結果、THAADの電磁波は測定最大値が0.018870W/㎡(ワット毎平方メートル)で、人体保護基準(10W/㎡)の530分の1水準(0.189%)にとどまった。携帯電話基地局より電磁波が出ないということだ。
2017年導入当時、一部の政党、進歩市民団体、マスコミなどは「THAADによる電磁波が星州産マクワウリに染み込んで腐らせる」「星州産マクワウリが『電子レンジマクワウリ』になるだろう」などの各種「THAAD怪談」を広めた。全国のマクワウリ栽培面積の70%以上を占める最大産地である星州の農民は一時数百億ウォン台の売り上げの打撃を受けたりもした。さらに、一部の共に民主党議員は当時反対集会に参加し「強力な電磁波の下で私の体が揚がりそうで嫌だ」という歌まで作り怪談拡大の先頭に立った。しかし、いざ科学的検査結果は人体に無害だということだった。