軍事訓練を受ける中国外交官…「『三流暴力団』『狂った…』欧州でも暴言」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.06.14 10:09
昨年10月、中国北京展覧館に軍服を着た外交官の写真が掲げられた。習近平執権10年間で成し遂げた業績を紹介する展示会の外交分野に「『文章で武装した解放軍(文装解放軍)』という良い伝統を広く知らしめた」という説明とともに装甲車が両側に並んだ軍練兵場で訓練を受ける初級外交官たちの写真が登場した。新中国の初代外交部長を兼ねた周恩来首相の「市民軍隊(Civilian Army)」の伝統を見せる写真だ。外交官を実際の軍事訓練を通じて闘士に育てる中国の「戦狼(オオカミ戦士)外交」の現実を見せている。
「軍服を着た外交官」のように外交文法から外れる戦狼外交は世界各地で衝突を呼んでいる。政治専門紙「ポリティコ(Politico)」欧州版は昨年8月、「中国アクション映画にちなんだ戦狼外交がワシントン・北京を越えて欧州にも拡散している」として独自の「オオカミ指数(wolf rating)」を付けて戦狼外交官5人を挙げた。