【社説】国益優先と実事求是が米中葛藤を乗り切る方法だ =韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.01 13:32
米中葛藤の激化とともに新たな冷戦の暗雲が日増しに深く垂れ込めている。新たな冷戦が現実化すれば、韓半島(朝鮮半島)がその最前線になる可能性が高い。過去数日間にもこの米中葛藤と無関係ではないことが起きた。
ドナルド・トランプ米国大統領が今年9月に開催を推進している主要7カ国(G7)首脳会議に韓国とロシア、インド、オーストラリアを招請したいという意向を明らかにした。世界の最先進国だけで構成された会議に招待されることは諸手を挙げて歓迎することだ。国の品格を高める機会であるというだけではなく、世界10位圏の経済規模に見合った発言権を行使しながら国益を貫徹していくことができる機会でもあるためだ。