金融危機当時より韓国株多く売る外国人…「完全に手を引いてはいない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.19 09:02
「これまで見たことない歴代級の売り攻勢です」。
18日、ある資産運用会社の株式担当者は混乱に陥った。米国と欧州などの「バズーカ砲」のような景気浮揚策にも韓国株式市場で外国人の「売り攻勢」が続いているためだ。彼は「外国人が株式を売り続けるのを見ると株価下端まではまだ遠く感じられる」と話した。この運用会社は最近株式・ファンド運用に対するポジションを「ヘッジ(危険防御)」に変えた。
2200前後で行き来した韓国総合株価指数(KOSPI)を1カ月もたたずに1591.20と600ポイント以上引き下ろしたのは外国人投資家だ。外国人投資家は先月24日からこの日まで1日を除いて連日株式を売った。1日1兆ウォン以上売ったのも3回に上った。この期間にKOSPI市場から抜け出た外国人投資家の資金は12兆4354億ウォンに達する。外国人投資家が過去最長期間となる33取引日にわたり売り越した金融危機直前の2008年6月9日~7月23日の8兆9834億ウォンを上回る投げ売りだ。