セウォル号特調委、「ヘリ救助放棄」捜査を特捜団に依頼=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.14 13:28
セウォル号惨事当時、海洋警察が脈拍があった故イム・キョンビン君をヘリコプターではなく艦艇に乗せて病院に運んだという疑惑をめぐり、社会的惨事特別調査委員会(特調委)が14日、正式にセウォル号特別捜査団(特捜団)に捜査を依頼することにした。特調委はこの日、特捜団関係者と会って議論することを検討中という。
特調委は13日、全員委員会を開いて「惨事当時救助放棄捜査要請書」案件を議決した。特調委の議決案には、金錫均(キム・ソクギュン)海洋警察庁長官とキム・スヒョン西海地方海洋警察庁長官、キム・ムンホ木浦(モクポ)海警署長とイ某3009艦長の4人の海警指揮部に対して業務上過失致死容疑を適用して捜査してほしいという内容があるという。