先月増えた就業者、99.5%が60歳以上=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.11.14 11:13
先月60歳以上の高齢層の就業者増加幅が過去最大を記録したおかげで新規就業者数全体が大きく膨らんだ。13日に統計庁が発表した「10月の雇用動向」によると、先月の就業者数は2750万9000人で昨年10月より41万9000人(1.5%)増えた。雇用率は1年前より0.5ポイント上がった61.7%、失業率は0.5ポイント下落した3.0%を記録し、3大雇用指標がすべて改善された。
だが開けてみれば高齢層の就業者だけが急増するゆがんだ姿を見せた。60歳以上の就業者は499万6000人で昨年より41万7000人増えた。10月の全就業者数増加分の99.5%を占める。これは関連統計作成を始めた1982年7月以降で最大の増加幅だ。1~10月の60歳以上の就業者増加幅も平均36万3300人で、この傾向が続けば年間基準でも最大値を記録するものとみられる。