【リセットコリア】またOECD自殺率1位だ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.30 10:37
今月24日に発表された2018年死亡原因統計によると、韓国の自殺率は経済協力開発機構(OECD)の1位に復帰したことが分かった。2003年以降OECD1位を持続した韓国の自殺率が昨年2位に落ちたのは韓国より自殺率が高かったリトアニアが昨年OECDに加盟したためだった。国家間比較のために年齢を標準化した最近の統計を見ると、リトアニアの自殺率(2017)は前年より2.3減少して人口10万人当たり24.4だったのに比べて韓国は24.7(非標準化26.6)に増加して今年の順位が変わったわけだ。
2018年自殺死亡者は前年より9.7%増加した1万3670人で、自殺率は人口10万人当たり26.6人へと9.5%上昇した。最も大きな問題だった高齢者の自殺は80代以上で減少するなど、高齢者の自殺予防事業効果があったと見られるが、その他の全年齢で自殺が増加し、特に10代で22.1%上昇したのが衝撃的だ。多くの国で10~30代の死亡の原因1位が事故死だが、韓国の場合自殺であることも特徴だ。女性の高い自殺率も目立つ。女性の自殺率が人口10万人当たり10人を上回る国がないが、韓国だけが15人に迫るほど深刻な実情だ。