トランプ大統領と非核化「直接取引」望む金正恩委員長
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.18 14:25
北朝鮮非核化の実務交渉を準備する米朝両国の駆け引きが激しい。トランプ米大統領は16日(現地時間)、平壌(ピョンヤン)訪問の可能性について「おそらくない(Probably not)」とし「まだ進むべき道が残っている。準備ができていない」と明らかにした。先月第3週に北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がトランプ米大統領に首脳会談を提案すると同時に平壌に招請した親書に関する記者の質問に対してだ。トランプ大統領は「ある時点には訪朝できるだろう」と余地を残したが、首脳会談での直接取引に動き出した金委員長の提案に対する婉曲なな拒否であり、一線を画したものと解釈される。
政府当局者は「トランプ大統領の発言は、今すぐ首脳会談をするよりはひとまず実務交渉に注力するという意味とみられる」とし「北は依然として首脳会談で談判をするトップダウン方式を好むのかもしれないが、米国は実務交渉を通じて整地作業をした後に首脳会談をするという意志が強い」と話した。