日本環境相「福島原発汚染水、海に放出するしか方法がない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.11 07:01
原田義昭・環境相が10日、福島第一原子力発電所内の放射性汚染水処理に関連して「(海に)放出して希釈するしか方法がない」という立場を明らかにした。これまで日本政府は汚染水処理方法について「決定した事実はない」という立場だったことから、政府閣僚が公開的に意見を述べて波紋が予想される。
時事通信など日本言論によると、原田氏はこの日、閣議後記者会見で、福島原発内の汚染水処理問題に対して「(海に)放出して希釈するしか方法がない」と話した。また「原子力規制委員会の委員長も『安全性、科学性からすれば大丈夫だ』と言っている」と主張した。海に放出する時に予想される風評被害に対しては「国があらゆる努力をすることも極めて大切だ」と話した。韓国などの強い反発に対しては「いろいろ意見が出ると思うが、誠意を尽くして説明することが何よりも大切だ」と話した。