ビーガン氏、米国政府がタブー視してきた「韓日核武装論」を取り出した理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.10 07:32
スティーブン・ビーガン米国務省対北朝鮮特別代表が6日(以下現地時間)、韓国・日本の核武装という「決心発言」をしてその背景に注目が集まっている。北東アジアの核武装は過去どの米国政府がタブー視してきた言葉だ。ところが、ビーガン代表はこの日、ミシガン大学での演説で北朝鮮との非核化交渉が失敗すれば韓日などが核武装を見直すかもしれないと発言した。ビーガン代表があらかじめ準備してきたメッセージだった。
韓日核武装に関してはワシントン専門家の気流は「そんなことはない」だ。シンクタンク・ランド研究所のブルース・ベネット上級研究員は8日、中央日報に「米国は韓国や他のアジア国家が核兵器を保有する問題に関心がない」と話した。民主主義守護財団(FDD)のデイビッド・マクスウェル上級研究員も「米国は韓日核武装を支持しないだろう」と話した。