克日カードとして文大統領が出した「平和経済」、始まりは2015年の「韓半島新経済地図構想」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.06 13:26
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が克日の解決策として「平和経済」に言及した。文大統領は5日、青瓦台(チョンワデ、大統領府)で開いた首席秘書官・補佐官会議の冒頭発言で「日本経済が我々の経済より優位にあるのは経済規模と内需市場」とし「南北間の経済協力で平和経済が実現すれば、我々は一気に日本経済の優位に追いつくことができる」と述べた。
文大統領が「平和経済」という概念を最初に提示したのは、新政治民主連合代表だった2015年だ。文大統領は同年の光復節翌日の8月16日、光復(解放)70年記者会見で「韓半島(朝鮮半島)新経済地図構想」を発表し、限界に達した韓国経済の成長動力を「南北経済共同体」を通じて確保すると述べた。「平和経済」という言葉は使わなかったが、概念は一致した。