金委員長、休暇地でミサイル発射視察の可能性…「韓米軍事演習に手を加える意図」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.26 15:34
23日に戦略武器の潜水艦(3000トン級推定)を公開した北朝鮮が、25日に短距離ミサイル2発を発射して軍事的緊張を高めている。北朝鮮の「異常気流」は米国との非核化実務交渉をめぐって駆け引きをする時点で表れ、「大きな枠」の中で進行しているという見方が多い。米国は先月30日の板門店(パンムンジョム)米朝首脳会談以降、今月中の実務者交渉の開催を準備してきたという。金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とトランプ米大統領は当時、「数週以内の実務者交渉再開」を約束した。
米国は15日前後に北朝鮮側が交渉場所と日程を通知すると期待していたという。しかし北朝鮮は16日、「韓米合同軍事演習中断」カードを取り出した。北朝鮮は今月末にタイで開催されるASEAN地域安保フォーラム(ARF)に李容浩(イ・ヨンホ)外相を派遣しないことも伝えた。韓米当局はARF期間の南北、米朝外相会談で雰囲気を反転させようとしていた。北朝鮮は韓国のコメ支援提案も拒否した。また、17日に拿捕されたロシア船舶に乗っていた韓国人船員2人の安全確認と送還要求にも「確認中」として対応してない。