【時論】革新成長に寄与するためには日本から入ってきた「特許」用語から変えよう
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.24 09:56
1909年8月、チョン・インホの「馬尾毛帽子」が韓国人特許1号に登録された。日帝の韓国特許令の施行に従ったものだった。特許という用語から制度まで日本から渡ってきたということだ。これに先立ち1882年〔高宗(コジョン)19年〕、池錫永(チ・ソギョン)先生が専売という用語で知識財産権の導入を上訴した記録があるが、日本式の用語を使った点は残念だ。日本制度による1号特許が逆説的にも民族企業を成長させて独立運動の隠れた資金源になったという。特許が国の危機を克服する燃えくさの役割を果たした点がせめてもの幸いだ。
特許のような知識財産は危機を克服して第4次産業革命時代の勝者になることができる革新の鍵だ。世界は未来の勝者になるために革新中で、多くの国がその答えを知識財産から見出そうとしている。米国・中国は勿論ではあるが、ポストオイル時代を準備しているサウジアラビアなど中東国家までも。