「北木造船発表は安易な判断」…文大統領、安保室第1次長に厳重警告
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.07.04 08:48
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が3日、北朝鮮小型木造船の三陟(サムチョク)港入港事件に関連し、青瓦台(チョンワデ、大統領府)の金有根(キム・ユグン)国家安保室第1次長に厳重警告した。青瓦台の高ミン廷(コ・ミンジョン)報道官はこの日午後7時ごろ、記者団にこのように伝えた。青瓦台安保室行政官が国防部の会見に参加した事実が明らかになり、軍当局の虚偽報告・隠蔽疑惑を招くなど青瓦台の対応が不適切だったという点を指摘したものだと、青瓦台関係者は説明した。
この日、政府合同調査団の真相調査結果を発表しながら崔炳煥(チェ・ビョンファン)国務調整室第1次長も「青瓦台安保室は国民が不安にならないように、また疑惑を招かないように詳細に説明すべきだが、警戒に関する17日の軍の発表結果が『海上警戒態勢に全く問題はない』というニュアンスで受け止められるという点を考慮せず安易に判断した側面がある」とし「大統領もこの点を叱責したと確認した」と述べた。