トランプ氏の訪韓を控えて…習近平氏、「金正恩カード」で先攻
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.06.18 08:26
2月、ベトナム・ハノイで開かれた第2回米朝首脳会談が決裂した後停滞局面に陥っていた韓半島(朝鮮半島)が揺れ動き始めた。ドナルド・トランプ米大統領と全面戦争を繰り広げている習近平中国国家主席の「訪朝カード」が発表された。これにより、韓国の首脳会談「ラブコール」に答えなかった北朝鮮は中国と手を握って出た。
17日夕方の訪朝「サプライズ発表」は1月金委員長が北京を訪問した時習主席を招請し、習主席がこれに応じたということから「答礼の訪問」の意味合いが強い。両首脳は1月戦略的協力関係を約束し、中国は北朝鮮の非核化方式(段階的、同時的)に軌を一にしており今回の訪朝でもこれを再確認するものと予想される。一部では金委員長が自身の誕生日(1月8日)に中国を訪問したため、習主席も誕生日(6月15日)を機に北朝鮮を訪問する「誕生日相互訪問外交」という見方もある。