カーシェア絶滅危機、韓国はガラパゴス(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.21 10:26
「カープール(carpool)」が事実上撤退したことに続き、唯一残ったカーシェアリングサービス「タダ(TADA)」まで危機を迎えている。タクシー業界が「タダ」の全面中断をスローガンに掲げて集会を続けているためだ。情報通信技術(ICT)業界では「韓国だけカーシェアリングサービスのガラパゴスに転落する」という懸念がにじむ。
850社余りの情報技術(IT)企業がメンバーとして参加しているコリアスタートアップフォーラム(議長キム・ポンジン/ウアハンヒョンジェドゥル代表)は20日、コメントを出して「このままではスタートアップとタクシー業界が共倒れになる」と話した。コメントのタイトル「共生を話していた政府は何をしていますか」にスタートアップ業界の怒りと挫折がにじみ出ている。これに対して国土交通部はこの日、「3月7日にカーシェアリング業界とタクシー業界が一緒に作った合意案を(一部の)タクシー業界が反対していて最大限説得しているところ」としながら「政府としては(カーシェアリング関連の)法改正案が国会法案審査小委員会でも通過しないと、次に実務機構を作って細部推進事項を話し合う段階に進めない」とした。