SONYの後を追い約300万円引き下げたサムスンテレビ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.15 08:05
サムスン電子が米国で98インチ8Kテレビの価格をライバルのSONY(ソニー)を意識して1カ月余りぶりに3万ドル(約328万円)も引き下げて体面を汚した。サムスン電子は先月初め、98インチ8Kテレビを9万9999ドルで販売を始めた。だが、それから1カ月も経たない14日、米国法人のホームページを通じて6万9999ドルに価格を引き下げた。3万ドルという破格的な値引きに踏み切ったのだ。この製品はQLED(クォントムドット・ディスプレイ)テレビで、8Kは横の解像度が約8000ピクセル(7680X4320解像度)の超高精密映像を自慢している。
テレビ業界では「現存する地球最高仕様のテレビだと自慢していたサムスン電子が、ライバルのSONYを意識してあたふたと値段を下げた」と分析した。SONYが6月から販売を始める8K LCDテレビ価格を7万ドルに策定すると発表したことが、サムスン電子の価格引き下げ決定に直接的な影響を与えたということだ。2つの製品は「超大型98インチ・超高画質8K」という共通点がある。もちろん細部的な仕様に違いはあるが、同じサイズのプレミアム新製品テレビ価格が3万ドルも違いが生じることにサムスン電子が負担を感じたという解釈だ。