韓国軍「北の発射体」 韓国党「ミサイルをミサイルと呼べないのか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.05.06 13:21
北朝鮮が今月4日に試験発射した新型戦術誘導武器をめぐり、韓国軍と情報当局の分析が一進一退している。軍当局の1回目の発表は4日午前9時24分にあった。北朝鮮がこの日9時6分ごろ、江原道元山(カンウォンド・ウォンサン)の虎島(ホド)半島一帯から短距離ミサイルを東に向けて発射したというのが合同参謀本部の説明だった。だが、合同参謀本部は約40分後の午前10時5分ごろ、北朝鮮打ち上げたものを短距離発射体だと訂正し、約70~240キロメートル飛行したという内容を追加した。
軍当局者は「発射体という表現は北朝鮮で長射程砲と呼ばれる放射砲(多連装ロケット)はもちろん、ミサイルをすべて包括する用語であるため、慎重なアプローチのために訂正発表をした」と説明した。