トランプ大統領「金委員長との会談は急ぐ必要ない」…長期戦態勢
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.17 16:25
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が3回目の米朝首脳会談時期を年末と明示したことに対し、トランプ大統領が「急ぐ必要はない」と受け返した。トランプ大統領は15日(現地時間)、3回目の米朝首脳会談開催の可能性について「私は速く進むことを望まない。急ぐ必要はない」(I don’t want it to move fast.It doesn’t have to move fast)と述べた。
トランプ大統領はこの日、ミネソタ州バーンズビルで税制改革をテーマに開かれたビジネスラウンドテーブル会議に出席し、「いま完ぺきに作動していて、我々は良い関係だ。(対北朝鮮)制裁はそのままで、拘束されていた人たちは帰国し、(米兵の)遺骨は戻っている」と述べながらこのように強調した。米国が要求してきた「完全な非核化」の一括妥結案に北朝鮮が同意するまでは会談の時期にこだわらないというメッセージを送ったと解釈される。