「トランプ大統領が去る時、北外務次官が金委員長のメッセージ持って駆けつけた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.03.07 14:18
先月27、28日にベトナム・ハノイで開催された2回目の米朝首脳会談の前日、北朝鮮側は最終調整を拒否したが、実際に会談当日に合意が決裂する状況を迎えると米国のを心を変えようと忙しく動いたという報道があった。
米CNN放送は6日(現地時間)、電子版に掲載した「侮辱と最後の試み」という記事で、ハノイ首脳会談の裏話を伝えた。CNNはハノイ首脳会談に詳しい米政府当局者の言葉を引用し、会談前日にハノイに到着したポンペオ米国務長官が最後の調整のためカウンターパートの金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長に会うことを望んだが、実現しなかったと報じた。しかし首脳会談2日目の本会談でトランプ米大統領が予想を覆して会談決裂の意思を明らかにすると、北朝鮮は慌てたという。報道によると、この日ハノイメトロポールホテルで交渉が終わる頃、ある北朝鮮高官が米代表団側に駆けつけた。