疎通のない韓日関係、李首相-菅官房長官のナンバー2が突破口開く?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.11 07:26
#李明博(イ・ミョンバク)政権当時、韓日関係が悪化するたびに李相得(イ・サンドゥク)-仙谷ラインが稼働した。李相得氏は李大統領の実兄で韓日議員連盟会長、仙谷由人氏は民主党政権で官房長官や法務相など要職を務めた知韓派だ。朝鮮王室儀軌返還交渉が難関にぶつかった当時も2人が活路を模索した。仙谷氏は日帰りでソウルを訪問したり、李相得氏も東京を随時訪れた。東京の情報筋は「時間を惜しむために金浦(キンポ)と羽田空港のVIPルームでよく会い、こうして解決策を出したりした」と伝えた。
#朴槿恵(パク・クネ)政権の序盤に就任した李丙ギ(イ・ビョンギ)駐日大使は安倍首相とのホットラインを構築するのが目標だった。安倍晋三首相の腹心でありナンバー2の菅義偉官房長官がターゲットだった。日本人に会うたびに「誰が菅義偉官房長官と親しいのか」を尋ねた。李元大使は菅義偉官房長官と最も親しいという報道機関の論説委員、別の知韓派要人も含む非公式的な夕食会を大使官邸で開いた。その後、李丙元大使と菅義偉官房長官は1カ月に1回以上は深い対話をする関係になった。李元大使がソウルに戻る時、菅義偉官房長官は会見で「1年間、両国関係の発展のために大変な力を注いだ」と評価した。