Ｗａｎｎａ Ｏｎｅ、シンガポール公演の精算金支給に雑音…国際訴訟進行中
ⓒ ＩＳＰＬＵＳ/中央日報日本語版2019.01.10 09:14
グループＷａｎｎａ Ｏｎｅのイメージに暗雲が立ち込めている。シンガポールワールドツアーの精算過程で雑音が生じて国際訴訟が進行中だ。
Ｗａｎｎａ Ｏｎｅのシンガポール公演の投資会社である台湾会社のインフィニティカラー有限責任会社（以下「インフィニティカラー」）は昨年１１月、マネジメント兼公演事業を展開するトミー商会を相手に「契約書通りに精算金を支給せよ」という内容の民事訴訟を提起した。トミー商会は昨年７月１３日に行われたＷａｎｎａ Ｏｎｅのシンガポール公演関連会社の資格で訴えられ、Ｗａｎｎａ Ｏｎｅの公演事業を主管・主催・監督するＣＪ ＥＮＭ側は内容証明を受けた。
既存の契約通りなら７５万ドルを投資したインフィニットカラーにチケット販売収益の５０％が戻らなければならない。チケットを管理したライブネーションの資料に基づいて該当公演のチケット販売の総売り上げはＶＩＰ座席を含んで１７７万ドル以上だった。両社は２０１８年３月１６日、公演投資契約を結んで「インフィニットカラーが７５万ドルを投資すれば投資持分は５：５にトミー商会と分ける」という内容に同意した。また、公演終了５週間以内に関連証明書類とともに収益・費用が反映された精算書を共有し、精算書を確定してから３営業日以内に口座に振り込むことにした。
インフィニットカラー側は「トミー商会がＷａｎｎａ Ｏｎｅのマレーシア、シンガポール、インドネシア公演を推進しており、すなわち公演地域が決定されたら公演費用を投資してチケット販売の収益を５０％配分すると２０１８年１月に提案した」とし「最高人気グループであるＷａｎｎａ Ｏｎｅのチケットパワーを信じて投資を進めたが、とんでもない金額が戻ってきた。まともな精算書さえ受けていない。チケット販売から得た収益が２０億ウォン（約２憶円）に近く、当社が投資した金額が８億ウォン以上だが、受けることができないというのは理解できない」と話した。訴訟を韓国で提起した背景について「元金だけ返してもうことができれば、訴訟をせずに合意したかった。それが重要な金額とされるような小さい会社ではない。ところが、トミー商会から届いた内容証明にあきれて詐欺にあったという気がして直ちに訴訟した。『精算金計３５万ドルに同意すれば具体的な支出証明書類および各種領収書を添付して提供する』というつじつまの合わない内容証明を送ってきた。当社をバカにしない限り、ビジネスをする誰も署名をしてから書類を受けることはない」と伝えた。
トミー商会側は「当社が投資を先に要請したことがない。インフィニットカラーが先に公演に投資したいと要請してきた。すでにセールスが終わった公演だと説明したが、投資を希望したし、『当社が大きな会社と関与しており、収益が１００ウォンも残らなくてもかまわない。投資さえできればよい」と話した。実際に契約書にもチケット収益の５０％を分けることになっている。売り上げでない収益なので私たちはそれに合わせて５０％に対する精算金を与えようとした。精算の手続きを認められないとして２カ月間連絡がついていない。その後、内容証明と訴状を次々と送ってきた」と説明した。また、「インフィニットカラーも投資に比べたマイナス精算になるだろうと予想していた。両社いずれも最初の購買者ではないため、誰もが予想できることだった」とも伝えた。
Ｗａｎｎａ Ｏｎｅの公演管理の責任があるＣＪ ＥＮＭ側はこの状況に当惑する反応だった。「インフィニットカラーから届いた内容証明を見てトミー商会がＷａｎｎａ Ｏｎｅの公演に関連していることが分かった。社名は聞いたことがある。当社はアップルウッドクリエーティブに公演投資などの権限を譲り渡し、その間受けた書類にもインフィニットカラーやトミー商会のことは書かれていなかった。アップルウッドクリエーティブ側に尋ねると、トミー商会と契約を締結したことがないと言われた」と議論に一線を画した。トミー商会は「当社だけがインフィニットカラーと直接関連しており、分からなかったかもしれない。当社は明らかにアップルウッドクリエーティブ、ライブネーションと疎通してきた」と強調した。
関連会社の立場が分かれている中、Ｗａｎｎａ Ｏｎｅのシンガポール公演の精算金をめぐる初めての裁判は今月中に行われるものとみられる。
Ｗａｎｎａ Ｏｎｅのシンガポール公演の投資会社である台湾会社のインフィニティカラー有限責任会社（以下「インフィニティカラー」）は昨年１１月、マネジメント兼公演事業を展開するトミー商会を相手に「契約書通りに精算金を支給せよ」という内容の民事訴訟を提起した。トミー商会は昨年７月１３日に行われたＷａｎｎａ Ｏｎｅのシンガポール公演関連会社の資格で訴えられ、Ｗａｎｎａ Ｏｎｅの公演事業を主管・主催・監督するＣＪ ＥＮＭ側は内容証明を受けた。
既存の契約通りなら７５万ドルを投資したインフィニットカラーにチケット販売収益の５０％が戻らなければならない。チケットを管理したライブネーションの資料に基づいて該当公演のチケット販売の総売り上げはＶＩＰ座席を含んで１７７万ドル以上だった。両社は２０１８年３月１６日、公演投資契約を結んで「インフィニットカラーが７５万ドルを投資すれば投資持分は５：５にトミー商会と分ける」という内容に同意した。また、公演終了５週間以内に関連証明書類とともに収益・費用が反映された精算書を共有し、精算書を確定してから３営業日以内に口座に振り込むことにした。
インフィニットカラー側は「トミー商会がＷａｎｎａ Ｏｎｅのマレーシア、シンガポール、インドネシア公演を推進しており、すなわち公演地域が決定されたら公演費用を投資してチケット販売の収益を５０％配分すると２０１８年１月に提案した」とし「最高人気グループであるＷａｎｎａ Ｏｎｅのチケットパワーを信じて投資を進めたが、とんでもない金額が戻ってきた。まともな精算書さえ受けていない。チケット販売から得た収益が２０億ウォン（約２憶円）に近く、当社が投資した金額が８億ウォン以上だが、受けることができないというのは理解できない」と話した。訴訟を韓国で提起した背景について「元金だけ返してもうことができれば、訴訟をせずに合意したかった。それが重要な金額とされるような小さい会社ではない。ところが、トミー商会から届いた内容証明にあきれて詐欺にあったという気がして直ちに訴訟した。『精算金計３５万ドルに同意すれば具体的な支出証明書類および各種領収書を添付して提供する』というつじつまの合わない内容証明を送ってきた。当社をバカにしない限り、ビジネスをする誰も署名をしてから書類を受けることはない」と伝えた。
トミー商会側は「当社が投資を先に要請したことがない。インフィニットカラーが先に公演に投資したいと要請してきた。すでにセールスが終わった公演だと説明したが、投資を希望したし、『当社が大きな会社と関与しており、収益が１００ウォンも残らなくてもかまわない。投資さえできればよい」と話した。実際に契約書にもチケット収益の５０％を分けることになっている。売り上げでない収益なので私たちはそれに合わせて５０％に対する精算金を与えようとした。精算の手続きを認められないとして２カ月間連絡がついていない。その後、内容証明と訴状を次々と送ってきた」と説明した。また、「インフィニットカラーも投資に比べたマイナス精算になるだろうと予想していた。両社いずれも最初の購買者ではないため、誰もが予想できることだった」とも伝えた。
Ｗａｎｎａ Ｏｎｅの公演管理の責任があるＣＪ ＥＮＭ側はこの状況に当惑する反応だった。「インフィニットカラーから届いた内容証明を見てトミー商会がＷａｎｎａ Ｏｎｅの公演に関連していることが分かった。社名は聞いたことがある。当社はアップルウッドクリエーティブに公演投資などの権限を譲り渡し、その間受けた書類にもインフィニットカラーやトミー商会のことは書かれていなかった。アップルウッドクリエーティブ側に尋ねると、トミー商会と契約を締結したことがないと言われた」と議論に一線を画した。トミー商会は「当社だけがインフィニットカラーと直接関連しており、分からなかったかもしれない。当社は明らかにアップルウッドクリエーティブ、ライブネーションと疎通してきた」と強調した。
関連会社の立場が分かれている中、Ｗａｎｎａ Ｏｎｅのシンガポール公演の精算金をめぐる初めての裁判は今月中に行われるものとみられる。