南北鉄道着工式は制裁の例外に…韓米が差し出した手、北は握るのか
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2018.12.22 12:32
南北鉄道・道路連結および現代化の着工式が南北が合意した通り26日に北朝鮮開城(ケソン)板門(パンムン)駅で行われる。また、来年春に南北が共同で始める韓国戦争(朝鮮戦争)戦死者遺骨発掘事業、インフルエンザ診断キットおよび治療剤タミフルの対北朝鮮支援も可能になった。21日に韓国外交部で開かれた韓米作業部会(ワーキンググループ)第2回会議で、着工式行事に必要な物資のうち油類など対北朝鮮制裁対象品目に対して制裁の例外を認める手続きを終えたからだ。
韓国側首席代表の李度勲(イ・ドフン)外交部韓半島平和交渉本部長はこの日、記者らに対し「韓米作業部会の議論の結果、鉄道連結着工式は予定通りに行われることになった」と発表した。李本部長は「南北遺骨発掘事業も支障なく進行されることになり、北の同胞に対するタミフル提供問題も解決した」と述べた。