全斗煥元大統領を家宅捜索、テレビや冷蔵庫まで差し押さえの対象に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.21 14:02
ソウル市が20日、地方税9億8000万ウォン(約9713万円)余りを滞納中の全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領の自宅を捜索し、一部財産を差し押さえた。市は38税金徴収課機動チーム14人を投じ、この日午前3時間ごろ、ソウル西大門区延禧洞(ソデムング・ヨニドン)の全氏の家を捜索した。
市はテレビや冷蔵庫、屏風などの家電・家具類と絵2点など計9点を押収した。このうち絵2点を含めて移動可能な小道具はソウル市庁舎に移し、家具・家電などは押収票を貼った。差し押さえられた物品9点は今後、鑑定を経て公売で売却される。38税金徴収課のリュ・デチャン総括チーム長は「差し押さえた物では滞納税金を完納するのは難しいとみられる。鑑定して不足していれば家宅捜索を再度行うかどうか判断する」と述べた。