崩壊危険に直面したソウルのビル、図面施工が違うのに竣工許可
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.14 08:24
崩壊危険の診断を受けたソウル江南区(カンナムグ)テジョンビルが図面と違って施工されたことが明らかになった。ソウル市が竣工を許可しながらこのような事実を把握できなかったという責任論が提起されている。
13日、ソウル江南区によると、施工者であるナムグァン土建が1991年竣工検査を受けた時に提出した図面には地下7階から地上1階まで原形柱を、その上の層には四角柱を建てることになっている。しかし、今回亀裂が発見された地上2階の柱も原形ということが明らかになった。竣工の時に提出した図面と実際が違った。それだけでなく、89年7月に建築許可を受けた時に提出した設計図面と竣工図面も違う。建築許可を受ける時はビルの全階(15階)に四角柱を入れるといったが、四角柱を大幅減らして竣工許可を受けた。建築途中で設計を変更したということだ。