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<KTX脱線>事故前にエラー信号…管制室、徐行指示せず

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.11 08:41
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「事故発生前になぜ管制室から該当地点で徐行するよう指示がなかったのか理解できない」(鉄道専門家)

8日に発生した江陵線(カンヌンソン)KTX脱線に関連し、KORAIL(韓国鉄道公社)が担当する鉄道交通管制センターの安易な対処が事故を拡大したという指摘が出ている。事故地点の南江陵分岐点の線路転換器でエラー信号が出た原因を確認できない状態なら、管制センターが該当地点では速度を大きく落とすよう指示すべきだったが、そうしなかったということだ。

 
国土交通部とKORAILによると、事故発生当時に江陵駅を出発したKTX列車は南江陵分岐点付近を時速105キロで走っていた。江陵線KTXの走行速度は平均200キロだが、該当地点は本線と鉄道車両基地に分かれるところであり、時速100キロ前後で走行するというのがKORAIL側の説明だ。すなわち、事故列車は特に徐行せず普段の速度で該当地点に進入したということだ。

匿名を求めた鉄道専門家は「事故の前に該当地域で線路転換器の信号エラーがずっと出ていて、一時的に解決したとはいえ、なぜエラーが表示されたのかという原因は分からなかった状況」とし「このような場合、線路転換器に問題が発生する可能性が依然としてあるため、管制側から機関士に徐行を指示しなければいけなかった」と指摘した。実際、KORAILの鉄道運転細則には線路転換器障害時には時速40キロ前後に速度を落とすことになっている。

一般列車やKTXなど長距離列車の管制はKORAIL鉄道交通管制センター(ソウル九老区)がすべて担当している。また一部の重要な駅では「運転操作班」という組織が運行状況を管理して統制する。

この専門家は「管制側が徐行を指示して列車が速度を大きく落としていれば、脱線しても車輪が線路から一部外れる『軌道離脱』程度で済み、被害は大幅に減っていたはず」とし「事故直前に現場検査担当者と江陵駅、事故列車、そして管制センターの間で情報の共有がどうなっていたのかを必ず確認しなければいけない」と強調した。

これに先立ち先月20日に発生したKTX五松(オソン)駅停電事故当時にも管制センターの積極的な対応がなかった点が惜しまれるという指摘があった。当時、停電のためKTX列車が停止した状態で、管制センターが積極的に状況を判断して乗客を急いで避難させ、列車を速やかに牽引するよう措置を取っていれば、混乱は大幅に縮小していたということだ。KORAILの非常対応シナリオにも管制官が機関士、駅長と話し合って乗客の避難など非常措置を取ることになっている。

ソウル科学技術大のキム・シゴン教授は「管制センターは列車の円滑な運行も重要だが、安全も大きな任務」とし「万が一の事態に備えた積極的な対処が必要だ」と指摘した。また「KORAILがSR統合や南北鉄道などの事案を考慮し、安全運行とメンテナンスの部分が緩んだのではという懸念もある」と話した。これに対しコレイル側は「当時、管制分野でどんな報告を受け、どんな措置を取ったかを確認中」と明らかにした。

一方、今回の事故に対し、鉄道警察は事故の原因と責任者を把握するための調査に着手した。事故発生直後に鉄道警察が動き出すのは異例だ。特別司法警察は事故の収拾が終わって航空鉄道調査委員会などの事故原因調査が本格化すれば、正式捜査に転換する予定という。

これに先立ち金賢美(キム・ヒョンミ)国土部長官は前日の9日、事故現場を訪問し、「これ以上こうした状況を座視することはできない。事故の原因を徹底的に調べて責任を問う」と述べた。

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