「20年間支援受けた」…崔泰源SK会長、親族に株式8900億ウォン分を贈与
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2018.11.24 09:18
崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長が23日、保有する持ち株会社SK(株)の株式329万株(4.68%)を弟と親戚に贈与した。時価総額(23日終値基準)で約8900億ウォン(約890億円)規模だ。一部で提起されていた系列分離説を払拭し、大株主間の結束力を強化して「一族責任経営」をするという意志と解釈される。
崔会長はこの日、弟の崔再源(チェ・ジェウォン)首席副会長(166万株)、親戚の故崔胤源(チェ・ユンウォン)元SKケミカル会長の家族(49万株)、崔信源(チェ・シンウォン)SKネットワークス会長と家族(83万株)に贈与すると明らかにした。崔会長はグループ創業者であり伯父の故崔鍾建(チェ・ジョンゴン)会長の四女家族にも30万株を分けた。崔会長の妹のチェ・ギウォンSK幸福分け合い財団理事長も保有していたSK(株)株13万株(0.19%)を叔父の故崔鍾寛(チェ・ジョンカン)元SKC副会長、チェ・ジョンウク元SKM会長の家族に贈与した。