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【噴水台】「仮想通貨ガラパゴス」=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.02 13:10
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南米大陸エクアドルから1000キロメートル離れたガラパゴスは生きている自然史博物館だ。1535年にスペインの聖職者トマス・デ・ベルランガが漂流してここを初めて発見した。当時多くの亀が生息していたが、亀はスペイン語でガラパゴスと呼ばれた。この無人島の名称が由来した背景だ。1835年にチャールズ・ダーウィンは話だけで聞いていたガラパゴスに到着して、19に達する島の群落で特異な点を発見した。亀であれ鳥であれ同じ種の間でも甲羅やくちばしの形が島ごとに違うという点だった。ダーウィンが1859年に『種の起源』を出し、自然選択をはじめとする生物進化論に火を付けた根拠になった。

こうした由来を持つガラパゴスが韓国では「極端規制」または「規制共和国」の代名詞として使われている。他の国では許されるが韓国では事業を妨げる産業規制が多いためだ。

 
第4次産業革命が起こした100大グローバルスタートアップのうち57社が韓国では規制と衝突し始めることもできなかったほどだ。主要先進国では日常になったウーバーやエアビーアンドビーだけでなく、遠隔診療、フィンテック、ビッグデータ産業が代表的だ。第4次産業革命時代では中国にもひざまずくことになった背景だった。

その結果、国家競争力が急速に崩れているが、韓国だけのガラパゴス規制はますます強化されている。規制革新の核心法案である「行政規制基本法」「金融革新支援法」などはかなり前に提示されたが国会の敷居にひっかかり昼寝をしている。それでも先月20日の国会本会議で「地域特区法」「産業融合法」「情報通信融合法」が通過したが、サービス産業発展基本法は市民団体の反対で議論すらできなくなっている。インターネット専門銀行特別法もやはり文在寅大統領が19世紀に英国の自動車産業発展を妨げた「赤旗法」の弊害に例え泣訴した末に国会を通過できた。

ガラパゴス規制の決定版は、今月から仮想通貨取引所をベンチャー業種から除外する「ベンチャー企業育成特別措置法」だ。中小ベンチャー企業部は「取引所と関連した投機過熱、ハッキングやマネーロンダリングなどの違法行為が現れていることから取引所をベンチャー業種から除外する」と明らかにした。中小ベンチャー企業部は5月から銭湯、マッサージ業、カラオケなど18業種を「ベンチャー除外業種」から削除した。銭湯、マッサージ、カラオケは「新産業」であり、仮想通貨は「賭博」であるということだ。

これは全世界がブロックチェーン革命に包まれ仮想通貨がその中心にあるという点で、ノミを捕まえようとして家を焼くような発想だ。過剰規制は韓国をさらにへんぴなガラパゴスにするだけだ。

キム・ドンホ/論説委員



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