韓国では「安心して乗れない」？…バス・タクシー非適格運転手、５年間に７７７人摘発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.26 16:09
韓国のバス・タクシー運転手のうち犯罪行為で免許を取得できない非適格者として摘発された者はこの５年間に７７７人にのぼることが分かった。
国会国土交通委員会所属の李厚三（イ・フサム）議員（共に民主党）が韓国交通安全公団から提出を受けた「過去５年間のバス・タクシー輸送従事者特定犯罪経歴者通知現況」資料によると、２０１４年から今まで全国のバス・タクシー運転手のうち７７７人が免許を取得する資格がない人だった。バスの運転手が１１７人、タクシーの運転手が６６０人。
現行法上、強力犯罪などで禁錮以上の実刑を言い渡されたバス・タクシーの運転手は免許取得が一定期間制限される。交通安全公団は旅客輸送者として登録されたバス・タクシー運転手の犯罪経歴を照会し、問題があれば該当の地方自治体に通知する。地方自治体は「資格取消」「退社措置」など行政処分が可能だ。
李厚三議員は「多くの国民が利用するバス・タクシーは免許取得過程から徹底的な検証がなければいけない」と強調した。