次期在韓米軍司令官、南北軍事合意にブレーキ 「GP撤収は国連司令部の判断を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.26 13:28
次期在韓米軍司令官に指名されたロバート・エイブラムス陸軍大将が25日、「DMZは国連司令部の管轄であり、GP撤収は国連司令部の判断を受けなければいけない」と述べた。9・19平壌(ピョンヤン)共同宣言の軍事分野の合意に事実上ブレーキをかけたのだ。エイブラムス大将は「南北が平和協定を締結しても停戦協定をなくすことはできない」とし、平和協定締結後にも国連軍司令部の地位に変化はないと強調した。
エイブラムス大将はこの日、米上院軍事委員会の承認公聴会で、デビッド・パーデュー議員(共和党)から「南北合意に基づくDMZ哨所縮小を支持するのか、懸念しているのか」と尋ねられると、「南北監視哨所(GP)の縮小は最近、韓国国防長官と北朝鮮側が議論したこと」とし「非武装地帯(DMZ)内のすべての活動は国連軍司令部の管轄であるため、南北が対話を継続しても関連事項はヴィンセント・ブルックス司令官が率いる国連司令部の仲介と判断を経て執行されなければいけない」と述べた。