韓国銀行、基準金利年間１．５％凍結
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.31 11:28
韓国銀行が現在年間１．５％である基準金利を凍結した。
韓国銀行金融通貨委員会は３１日、ソウル中区（チュング）韓銀本館で全体会議を開いて基準金利を現水準である年間１．５％で維持することに決めた。
続く雇用ショックと所得分配の悪化にともなう景気鈍化とトルコ通貨危機などの影響とみられる。
７月金融通貨委員会で金利の引き上げを主張する少数の意見が登場したが、不安定な経済状況によってブレーキがかかった。
韓国銀行が９カ月連続で基準金利を凍結したことを受け、今月政策金利の引き上げを既成事実化した米国との金利の格差は現在０．５％ポイントから０．７５％ポイントへと大きくなる見通しだ。
韓銀は昨年１１月３０日、６年５カ月ぶりに基準金利を０．２５％ポイント引き上げ、当分通貨政策の緩和基調を維持すると明らかにした。
市場は基準金利の凍結を予想していた。金融投資協会が２１日、韓国の債権市場専門家１００人を対象に実施したアンケート調査で回答者の８２％が金利の凍結を予想した。