<アジア大会>韓国サッカー、「金メダル=兵役免除」の考えを捨てよう
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.22 14:43
41年前の1977年9月11日、韓国サッカー史に残る名勝負があった。場所はソウル運動場(過去の東大門運動場の旧名)、舞台は第6回朴大統領カップ国際サッカー大会だった。この大会に出場した当時のサッカー韓国代表の第1陣「花郎」は予選初戦で当時「アジア最強」と評価されていたマレーシアと奇跡的に引き分けた。ソウル運動場内のスタンドの時計が後半38分を指した時、「ドラマ」が始まった。1-4とリードされていた韓国がFW車範根(チャ・ボムグン)の終盤のハットトリックで追いついたのだ。車範根は後半38分、42分、44分に連続で得点し、敗色濃厚だった試合を4-4の引き分けに持ち込んだ。自信を得た「花郎」はインド、シンガポール、ニュージーランドを連破して決勝に進出し、決勝戦でブラジル(サンパウロ州選抜チーム)と0-0で引き分けて共同優勝した。
ジャカルタ・パレンバン・アジア競技大会に出場したサッカー韓国代表の試合を見ながら「7分の奇跡」を思い出しているオールドファンが多い。グループリーグの17日のマレーシア戦(1-2負け)と20日のキルギス戦(1-0勝ち)の後にポータルサイトに登場したサッカー記事には「マレーシアとのサッカー試合を手に汗を握りながら見る日がまたくるとは思っていなかった」「今回、キルギスという国を初めて知った」などのコメントが続いた。「韓国サッカーが40年前に後退したのでは」という懸念の声も多かった。