韓経:互いに顔赤らめることなく…米国に歩調合わせる日本
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.22 11:07
日本は安倍晋三首相が2012年に就任してから76カ国を訪問するほど外交の幅を広げるのに力を入れている。しかし日本外交の中心軸はいつも米国だ。安倍首相は13回にわたり米国を訪問した。トランプ大統領当選後はスキンシップ強化にさらに力を入れている。安倍首相は昨年1月にトランプ大統領が就任してから1年8カ月の間に7回も首脳会談をした。
日本は外交戦略的に米国との対立を招きかねない事案でも譲歩することが多い。9~10日にワシントンDCで開かれた日米閣僚級貿易交渉で米政府は2017年基準で690億ドルに達する対日貿易赤字を取り上げ、自動車と農産物貿易を問題にした。2国間の自由貿易協定(FTA)も要求した。だが日本は正面対応を避けたまま消極的交渉で一貫した。米国の日本製鉄鋼・アルミニウムに対する関税賦課の際も日本は「懸念している」と口頭で立場だけ出した。